最近このような事例が多いので紹介します。
Aさん(24歳女性)が切迫流産で10日間入院しました。比較的症状が軽かったので手術はしませんでしたが通っていた産婦人科は個室しかなかったため予想より費用が高額になってしまいました。食事代など含め約18万円の請求でした。
Aさんは日額1万円の医療保険に加入しており、入院一時金も含め保険給付が15万円でした。
この場合手術をしたら手術給付金20万円も受け取ることができます。
切迫早産や切迫流産は入院が長期化することが多く、場合によっては60日間以上入院することもあります。
医療保険は妊娠中でも一定の条件を満たせば加入することができますが、妊娠中毒症や妊娠糖尿病になると、妊娠・出産関係の給付に制限がつきます(つまり給付されなくなります。)
手術給付金は通常分娩では給付されませんが、帝王切開などは給付対象になります。こちらも一度経験すると新たに医療保険に加入しても5年間は給付対象外となります。
ただ、入院日額1万円にすると多少保険料も高くなるので、保険料を抑えたい場合は入院日額5,000円にして、女性特定疾病特約を5,000円付ける方法もあります。
こうすると今回の事例でも同等の入院給付金と手術給付金を受け取ることができます。
女性の医療保険は妊娠が発覚する前に入ることをおすすめします。